採卵手術後の注意事項
採卵手術は、体外受精や卵子凍結治療における重要なステップです。
手術前、卵胞が少ない方は採卵数が足りないのではないかと心配し、卵胞が多い方は術後のお腹の張りや痛みを心配されます。
不安になったり、どうすればよいか分からなくなったりするのは自然なことです。
私は孕医の看護師長 張宜君 です。
以下に、採卵後によくある10の質問をまとめ、一つひとつお答えします。
妊娠への道のりに少しでもお役立ていただければ幸いです。
卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい要因は何ですか?
- AMH の数値が 4 を超える方、またはもともと多嚢胞性卵巣の方は、排卵誘発注射の使用後や採卵後に、卵巣過剰刺激を起こすリスクが比較的高くなります。
そのため、卵胞が成熟し、トリガー注射が必要になった時点で、医師は患者さまの成熟卵数、15〜20個以上、エストロゲン濃度、4000 pg/mL 以上などに応じて、トリガー注射の種類と用量を選択します。
これにより、過剰刺激を避け、患者さまの不快感を減らします。
採卵数は妊娠成功に関係しますか?
- 採卵数が多い方は、嬉しさと心配が同時にあるかもしれません。
嬉しい点は、妊娠のチャンスが増えること、そして凍結保存できる胚ができる可能性があることです。
将来、凍結胚を解凍して移植することで、累積妊娠率を高めることができます。
採卵数が少ない方も、心配しすぎる必要はありません。
医療チームは、得られた貴重な胚を全力で培養し、願いを叶えるお手伝いをいたします。
孕医では、卵子が1個だけ採取され、胚が1個形成され、その胚を移植して無事に赤ちゃんを出産された例も少なくありません。
どうか安心して培養結果をお待ちください。
採卵後によく見られる症状は何ですか?
- 経過観察できる症状:麻酔後の吐き気、嘔吐、めまい、少量の腟出血、軽い腹部膨満感や痛み。
- すぐに受診が必要な症状:発熱、強い腹痛、息苦しさ、強い吐き気、嘔吐、尿量の明らかな減少、多量の出血。
採卵後の食事についてのアドバイスはありますか?
- 卵巣過剰刺激がない方:
新鮮な野菜を取り入れた、あっさりした食事をおすすめします。
1日の水分摂取量は 1500〜2000 cc を目安にしてください。
出血を招く可能性があるため、血流を促す漢方薬材は避けてください。
- 卵巣過剰刺激がある方:
新鮮な野菜と高タンパク食をおすすめします。
魚、肉、卵、牛乳、大豆製品などを取り入れてください。
塩分は控えめにし、水分と電解質を含む飲料、希釈してもよいものを合わせて、1日少なくとも 2000 cc 摂取してください。
腹部膨満が強く、あまり食事が取れない場合は、市販の高タンパク飲料で代用しても構いません。
それでも、血流を促す漢方薬材は避けてください。
採卵後の内服薬は必ず飲み切る必要がありますか?
- 採卵は侵襲的な手術の一つです。
術後の内服薬には、鎮痛薬、抗生物質、止血薬が含まれることがあります。
感染や痛みを避けるため、飲み切ることをおすすめします。
卵巣過剰刺激がある方には、重症化や腹水の発生を予防するため、プロラクチンを下げる薬が処方されることもあります。
この場合も、必ず時間通りに服用してください。
採卵後はどのくらい休めばよいですか?
- 採卵手術当日は、穿刺後の痛みがあることがあります。
また、麻酔薬への反応には個人差があります。
そのため、手術当日は休暇を取ることをおすすめします。
その後は、ご自身の回復状況に応じて調整してください。
採卵後、月経はいつ来ますか?
- 採卵後最初の月経は、トリガー注射の種類や用量によって異なります。
一般的には、採卵後 10〜12 日ほどで月経が来ます。
採卵後に性交渉や運動をしてもよいですか?
- 採卵後は卵巣が腫れたり、黄体嚢胞ができたりすることがあります。
この時期に性交渉や激しい運動をすると、卵巣捻転や黄体破裂のリスクが生じる可能性があります。
そのため、性交渉は月経が終わってから再開することをおすすめします。
採卵後1週間は、静的で穏やかな活動にとどめてください。
卵巣過剰刺激がある方は、激しい運動も月経後に再開することをおすすめします。
採卵後に入浴や水泳をしてもよいですか?
- 採卵後は外側に傷口はありませんが、腟壁には穿刺による針穴があります。
感染を避けるため、湯船に浸かることや水泳はしばらく控えてください。
採卵後もサプリメントは続ける必要がありますか?
- 当回の採卵状況に応じて、今後の治療方針を主治医と相談し、継続が必要かどうかを決めてください。
孕医を見つけて、早く妊娠へ。
孕医は皆さまの願いが叶うことを心よりお祈りしています 💕
